笑顔相続ノート(エンディングノート)プレゼント
相続手続きの相談窓口で生前対策(遺言書作成、家族信託、任意後見契約、死後事務委任、尊厳死宣言公正証書)をご依頼いただいた相談者様には、一般社団法人相続診断協会のエンディングノートである「笑顔相続ノート」をプレゼントしています。
一般社団法人相続診断協会とは、争う相続を減らし、笑顔相続の普及活動により社会問題を解決し、祖先や家族・仲間に感謝し、その想いを共有し、笑顔の相(すがた)を続けることを目指す団体です。
その団体が作成しているのが「笑顔相続ノート」です。
私も相続診断士であり、神奈川県相続診断士会の一員ですので、笑顔相続の普及を支持しています。
エンディングノートとは
「エンディングノート」と聞いて死をイメージする方がほとんどだと思います。
しかしエンディングノートは「死に向かう」ためのものではありません。
自分の人生を振り返り、自分を見つめ直し今後に生かすために頭を整理する、とても便利なツールなのです。
エンディングノートとは文字どおり、自分の人生の終末について記したノートです。
万が一に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを書き留めておけます。
法的効力がないので、その分、気軽に書いて、何度でも書き直したりもできます。
エンディングノートを書くメリット
エンディングノートは遺言書のように決められた事柄だけに縛られることなく、自由に自分の意思や希望を書き留められます。いざという時に備えられるのがエンディングノートのメリットですが、それだけではないのです。
①自分の思いを託す、最後のメッセージ
自分史を書くことで、家族も知らなかったことや思い出を共有することができ、遺された家族への愛情を示すこともできます。
家族や友人それぞれへのメッセージや形見分けリストなどで、自分の思いを伝えられます。
②家族の負担を減らせる
介護の希望や延命措置のこと、葬儀や費用の捻出方法などが明記されていれば、家族が迷うことなく様々な選択をすることができます。それにより家族の辛い気持ちも和らげることができます。
③自分の経済状況がわかる
自分の資産を正確に記入することはエンディングノートの大切な作業です。
エンディングノートに記すことで、現在の経済状況を把握できるので、人生の終末期をどのように過ごすのかを考え、準備するのに便利です。
④今後の人生と向き合える
エンディングノートを書くことは、遺された家族のためだけでなく終活をする上でも役に立ちます。
残りの人生を充実したものにするために、自分の人生を見つめ直し考えるきっかけとなるからです。